高卒者の求人と企業側の採用について

【高卒者の求人は多いのか】

 

 都内のある企業で、総務経理を担当している者です。昨年から高卒者のみをターゲットに求人を出しています。が、昨年は申し込みをするのが遅かったため、2次募集以降の生徒さんへの求人しか出せず、応募はゼロでした。が、今年は最初からきちんと募集をかけたため、現時点で2名の内定者がおります。

 

 私の勤める会社のように、若くてやる気に満ちた人材を獲得したいと考える企業は結構多く、高卒で働きたいと考えている生徒さんの数を上回る求人が出ていると思います。

 

 高卒求人は、ハローワークを通して行う決まりとなっていて、企業が勝手にハローワークの紹介なしに学校へ乗り込むことはできません。決して抜駆けができないように、取り決めがあるのです。

 

 高校への求人が解禁される当日は、ハローワークに沢山の企業担当者が集まってきます。その数と待ち時間だけでも、高卒者への求人の多さを物語っています。

 

【高卒者の求人の流れ】

 

 企業側の戦いは6月から始まっています。6月初めごろ、企業への高卒者求人の説明会が開かれます。6月20日以降にハローワークの窓口で求人の申し込みを行い、7月1日に求人を出したい各学校へ送る求人票(ハローワークの日付印のあるもの)が発行されます。これがないと、企業は学校とコンタクトをとる事を許されません。求人票を企業の人事担当者が直接学校へ持ち込むか、郵送して、求人がスタートします。

 

 求人票を見ていいなと思う企業があったら、生徒さんは1社だけ選んで、まずは会社見学の申し込みを学校を通じてします。この段階で生徒さんは原則、行きたいと希望する1社しか見学ができないそうです。

 

 この後、企業は9月5日から応募者からの応募書類を受け取り、16日以降に採用選考が始まります。高校生は、最初に1社しか採用選考を受ける事ができません。10月以降になると、2次募集が始まるので、2社まで同時に受ける事が出来るようになります。ですから企業側は出来るだけ早く応募者に採否結果を知らせなければなりません。

 

 高卒者求人の流れはこのような感じです。企業側は、若くてやる気に満ちた人を雇い、大切に育てて行きたいと考えています。ハローワークを通じてこのような求人がある事をもっと知ってもらいたいです。